僕がなか卯を好きな理由(ワケ)

単に、今日の晩御飯はなか卯だった、というだけなんですが。
いわゆる「牛丼業界(現在は豚丼業界)」において、最も好きなのはなか卯です。そりゃあもう、誰憚ることなく断言しますが、私は断然「なか卯派」です。
(大したことない話だ・・・)


元々牛丼業界と言っても食べたことがあるのは限られていて、なか卯吉野家松屋すき家くらいでしょうか。たぶん他にもありますよね? 食べたことないけど。
もしもそれらの店が全て立ち並んでいる一角があったとして、どこに入るかと問われれば、これは間違いなく「なか卯」。もしもなか卯がお客さんが一杯で入れなかったとしたら、次に足を向けるのはすき家かな。そこも一杯なら吉野家、で最後が松屋でしょうか。
理由はいくつかあるのですが、一番大きいのは「ちゃんと食べられるうどんがある」というところでしょうか。嗚呼、牛丼全然関係ないな。
もちろん牛丼(豚丼)の味という点でもなか卯が一番好き。味の点で言えば吉野家も好きではあるんですが、吉野家って肉全然のっけてくれなくないですか? 上から見た時、普通にご飯が見えるのは哀しいです。だから肉を調整しながら食べないと、最後ご飯だけになってしまう。何で牛丼屋でそんな気をつかわなくちゃならんのか。
すき家は味はちょっと私好みから外れるのですが、種類が多い。特に「きのこ」とか「山菜」という、私の琴線を刺激する単語が入ったメニューがあるのが良いですね。その点では松屋も定食が色々ありますが、揚げ物とかが多いので最近の私には辛い。食器が安っぽいのもマイナスかも。まあ、五十歩百歩ではあるんですが、五十歩と百歩ではやはり差がありますよね。


そして、なか卯を一番にした理由である「うどん」。これはね、声を大にして言いたいのですが、うどんという食べ物ほど当たり外れのある食べ物はないです。
私は基本的にどんなものでもおいしく食べられる方なのですが、これは不味いという感覚がないのではなくて、おいしいと思う範囲が広いんだと思います。つまり不味いと思う閾値が人より低いので、余程不味い物でない限り「うわ、マズ!」と思うことはありません。
そんな私ですが、ほぼ唯一頻繁に「うわ、マズ!」と思うことがある食べ物があります。それが「うどん」なのです。
不味いうどんは、本当に不味いです(そりゃそうだ)。だから私は、大阪や香川以外では基本的にうどん屋には入りません。神戸でもうどん屋には入りません(ちなみに、阪急三宮駅西口改札を出て階段を下りた正面左手にある都そばのうどんは、今まで食べた中で一番不味いです)。そば屋には入りますが。そばも好きなんですが、そばは他の食べ物と同じで、閾値が低いらしく、大抵大丈夫です(おいしいとは思うかどうかは別)。
そんな中で、なか卯のうどんは、ああいうファーストフードチェーンのものとしてはかなりおいしい方に入ると私は思っています。そのレベルのものが日本中どこへ行っても食べられるというのは、大阪の子としてはうれしい限りなのです。
(ところで、東京にたくさんある「小諸そば」というチェーンのそばは、やはりああいうチェーンのそばにしてはおいしいと思うのですが、東京の方々はどう感じているんでしょう?個人的には関西にも進出してほしいです)