BLOGを読んでいて思ったこと

今、玄関横で洗濯機がぐりんぐりん回ってます。その音を聞きながら、いつも見に行くサイトをチェック。やっぱりBLOGが多いです。てか、自分でやってみて思いましたが、BLOGというものは日々思っていることややっていることを記録するWebサイトの運用形態としては優れていますね。流行るわけです。
反面、あるトピックについてまとめてサイトにアップしたい、という時にはBLOGは向きませんね。これはやはり別でHTMLを編集して、まとめてアップした方がまとめやすいし、読みやすくなることが多いようです。例えていうなら、ニュース番組で通常のニュースはキャスターが伝えるけれど、特集みたいなものの場合には別の担当者が出てきてその部分をしきる、というやり方の違いと同じでしょうね。
あと、男性がやっているBLOGと女性がやっているBLOGでは、書かれている内容が全然違いますね。もちろん個人差がありますが、全般的な傾向としてはっきり違いがわかります。

  • 男性の場合、BLOGには事実を書くことが多いようです。「○○へ行った」「△△を食べた」という感じ。あと、何か批判的なことを書く場合も、「□□という点で××はダメ」というように、いくつか理由を挙げながら対象を引き摺り下ろすタイプが多い。なお、中途半端に理系な人ほど、そのダメだしポイントが実際にはまったく客観的でない場合が多いのが興味深い(この場合、感性が書き手と合っていないと、まともに読んでいられない)。ちなみに完全理系の人と文系の人は、材料の出し方や表現方法を違っていても、客観的な書き方をすることが多いように思います。あ、もちろん、内容が正しいとか面白いとかとは別の話です。
  • 一方、女性の場合、自分の気持ちを書くことが多いようです。このあたりは普段の会話などともたぶん同じなんでしょうね。批判的なことを書くときも、男性とは違って自分の内面を省みて出てきた思いをベースに書いています。実は前述の中途半端な理系男性も近いのですが、これらの男性は自分の思いであるということを隠したまま話をするか、あるいは自分の感情であるということを否定しようとやっきになるんですが、女性の場合は非常にあけっぴろげに感情を表現しています。

(こんな風に書いている私のBLOGは、つまり明らかに男性型BLOGになります。実際男ですし)
どっちが読んでいて面白いかというと、女性のBLOGの方が圧倒的に面白い。感情や思いをストレートに出していて興味深いし、変に気取ったところがあまり感じられないので、素直に読むことができます。
男性の場合、何らかの分野で一家言持っている人のBLOGは面白いのですがね。でなければ、大抵は妙に大上段に構えていたり、斜に構えていて、「建設的になろうとして、全然建設的でない」ところがいがらっぽい。女性のBLOGにはそもそも「建設的になろう」なんて気がないですから。